迎賓館 赤坂離宮

迎賓館見学

迎賓館、「彩鸞の間」(さいらん の ま)は、鸞と呼ばれる架空の鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来しているそうです。

金箔が施された石膏の浮彫りで装飾され、10枚の鏡が部屋を広く見せていました。

 

・昨年、金沢で金箔の勉強をしたこともあり、金箔の装飾は興味を引きました。

 

「花鳥の間」は、壁紙に飾られた30枚の楕円形の七宝に、花や鳥が描かれているのですが、花や鳥の構図の勉強になりました。

 

「朝日の間」は、清水焼の壺で椿や紅白梅などが飾れていました。

周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石と豪華な間でした。

 

・絵付けの技法で、大理石風(マチエール)に描いたりすることがあるので、大理石の色や質感の参考になりました。

 

「羽衣の間」は謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平米の曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来しているそうです。

今回は、【斉田梅亭】(さいたばんてい) 1900年~1981年 81歳 人間国宝制作貴重品が展示されていました。

1974年に迎賓館が購入。

板金に金銀などの泊を細長く様々な形に小片に切って貼り付ける「截金」(きりがね)伝統技法。