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KO様作品
イングレーズ作品です。
仕上がりの過程
①カレー皿のように深い器だったので、中心の桃から描き、周りのオリーブの実と葉を描き、縁の装飾を描いていきました。
難しい形状なので、触らないように描くのに苦戦していました。
②1回では濃く描けないのと、細かい装飾を描くのも難しいということもあり、仮焼の820度で焼成しました。
③仮焼した作品の上から、陰影をつけて描いたり、細かい装飾を仕上げて、1250度で焼成して出来上がりです。
イングレーズ絵付は、ボーンチャイナや白磁の磁器に、イングレーズ専用絵具で彩色したのち1050℃~1250℃の高温焼成。
本焼きより少し低い温度で焼成することによって、釉薬のみ溶けそのガラス質の中に絵具が沈みこみ発色し、そのガラス質でコーティングされ、艶のある柔らかく優雅な仕上がりになります。
上絵の具とイングレーズの違いを楽しんで下さい。